よもやま話

青森旅①

旅先×祭り=格別の高揚感

私は、非日常の経験や雰囲気が味わえる“旅と祭り”が好きです。それが掛け合わさる旅先での祭りとなると、高揚感は格別です。

ねぶた祭本番のエネルギーにもいつか触れてみたいという思いはありますが、今回は前夜祭に行ってきました。

 

祭り本番は、人々の熱気が最高潮になり、その場のエネルギーが大きく動いているのを感じますが、前夜祭はワクワク感が広がっていき、エネルギーは静かに高まっていく感覚があります。

 

青森駅を出て海の方へ進むと、赤色の“ねぶたの家ワ・ラッセ”が見えてきます。横の広場に露店が出ていて、早くも祭りの雰囲気を感じられて、気持ちが高ぶります。会場へは海沿いにデッキが続いていて、コン、コンと籠もるように響く靴音が心地よく、ほんのりと潮の香りも漂ってきました。

 

前夜祭を堪能

海を目の前にした公園に、“ねぶたラッセランド”と呼ばれる大型ねぶたの制作小屋が並んでいますが、小屋といっても大きなねぶたが収まるので、それなりの大きさです。それぞれの小屋の中では、完成した色鮮やかで迫力のある大型ねぶたに明かりが入り、次の日からの出陣の時を待っています。

ねぶたの下で制作に携わった人達が蓙やシートを敷いて、酒を酌み交わしながら、来場者がねぶたに携帯やカメラを向ける姿を嬉しそうに眺めていました。

 

なかなか暮れない夏の空に、いよいよ夜の帳が落ちてくると、制作小屋はやわらかいオレンジ色に浮かび上がってきます。

会場内に設置されたステージでは、お囃子部隊が代わる代わる演奏を披露して、次の日から始まる祭り本番へボルテージを上げていきます。前夜祭は、完成した大型ねぶたのお披露目会といった雰囲気の中、開催を待ちわびた空気と、いよいよ始まるというワクワク感が会場を包み込んでいました。

 

祭りは昔からハレと言われるだけあって、陽のエネルギーに溢れています。ねぶたとねぶた囃子、主催者の方々の歓迎ムードと祭りを盛り上げていこうという気持ちから、その陽のエネルギーに触れることができました。ねぶた祭も今年は制限がない通常開催に戻るそうで、本番はさらに陽のエネルギーが増幅することでしょう。

 

全23台の大型ねぶたをゆっくりと鑑賞でき、ねぶた囃子の生演奏による臨場感を味わえて、前夜祭を味わい尽くせたことで深い充実感に包まれました。お囃子にのって海上に打ち上がったフィナーレの花火も青森旅のいい想い出になりそうです。

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