スピリチュアル

嘘偽りは通用しない

それ、バレてますよ

死んで肉体はなくなっても、魂はなくなりません。

 

前回、お墓参りの話でも言及していますが、亡くなった霊魂は、こちらの考えていることはすべてわかっています。“今、どう思っているか・どう感じているか”というのは、相手が同じ生身の人間であれば、ある程度取り繕うことはできると思いますが、霊魂の場合はそれが通用しません。確実に伝わっているのです。

 

これに関連して、葬儀の話で聞いたことがあるかもしれませんが、故人は誰がどのような気持ちで参列しているかがわかるので、別れを惜しんでいるのか、在りし日の想い出に浸っているのか、それとも義理で仕方なく来て形式的に済ませているのかを見て、微笑んだり、真顔になったりしているのです。

 

大事なことは何か

その視点で考えると、心霊スポット巡りがよくないことは何となく想像がつくのではないでしょうか。そもそも、なぜ心霊スポットに行くのでしょうか。“冷やかし”や“興味本位”の気持ちで行く人がほとんどではないでしょうか。

 

先人はつらい思いをして自ら命を絶ったり、過酷な状況で命を落としたりしたかもしれない。その状況を慮るどころか、からかうようなことがあれば、怒りを買うのは当然とも言えます。かといって、哀れみや感情移入も、その波長が共鳴することになるからよくありません。とにかく、ネガティブなエネルギーをその場に持ち込むようなら、最初から行かない方がいいのです。

 

これは自分に置き換えて考えてみればわかりやすいと思います。とてもつらい、悲しい思いをしている時に、誰かに冷やかされたりバカにされたりしたら、どう感じるでしょうか。相手に対して怒りや憎しみといった感情が湧いてくると思います。

 

心霊スポットに限りませんが、ネガティブなエネルギーを霊魂に向けることをせず、自分自身にポジティブなエネルギーを向けることを心掛けて、自分自身を高められるような好きなこと、もしくは楽しくなることをするのが肝要です。こうしたことを一人ひとりが意識すると、世間がポジティブなエネルギーで満ちていき、霊魂が抱えているネガティブなエネルギーを浄化することにもつながるのです。

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