地に足をつける
私は、クライアントの守護霊(ガイド)からメッセージを読み取って伝えるという、サイキックリーディングも仕事にしていますが、セッションでクライアントの守護霊が、自然の中に身を置くように伝えてくることがよくあります。
それをクライアントにお伝えすると、「自然に触れることは好きなのですが、最近は忙しくて、自然の中へ出掛けることをしていない」とおっしゃるのです。その人にとって、自然に触れることや、大地のエネルギーとつながることの必要性を守護霊はわかっているのだと感じます。
人間は自然とともに生きてきたという経緯もありますし、自然から離れた生活を送っていると、本来の感覚が鈍くなってきてしまうのだと思います。そういった意味では、普段から自然に触れる機会の少ない人は、意識して自然の中に出掛けていくことをおすすめします。自然に囲まれた温泉に浸かると、さらに強く大地のエネルギーとつながります。
身体の中に7つあるチャクラのうち、大地に一番近いルートチャクラは心身のバランスに影響するため、ここが整っていないと、日常生活で不安感が増幅したり、地に足がついていない不安定感を感じたりします。グラウンディングという言葉がありますが、精神(スピリチュアル)と身体のエネルギーのバランスを取ることからみても、自然と触れることは欠かせないのだと思います。
ついでに刺激もいかがでしょう?!
先日、森林浴も兼ねて渓谷沿いの温泉に行ってきました。私はもともと温泉が好きなのですが、ここのところご無沙汰だったこともあり、ずっと身体が欲していた感覚があって、ある朝目覚めて、秋晴れが広がっている空を見て、急に思い立って出掛けました。
私は自家用車を所有していないので、車が必要な時はカーシェアリングを利用しているのですが、今回はふと、電車とバスを乗り継いで行ってみようという気になりました。車は時間に縛られないし、行動範囲も広がるので、それはそれで魅力があるのですが、たまには違うこともしてみようという好奇心にくすぐられました。
以前の私は、型にはまるタイプで、ともすると同じ行動パターンに陥ることが多かったです。行動パターンが同じであることは、“安心”や“安定”というメリットもあるのですが、その分、新たな発見や感動は得にくいという点があります。今もどちらかといえば保守的な性格かもしれませんが、バランスを取る“中庸”は意識するようにしています。
グラウンディング目的で、自然に触れに行くついでに、いつもと違う場所に行ってみる、いつもと違う手段で行ってみる…これは、エネルギーが整いますし、刺激も得られて、魂としてはこの上ないプラスになること請け合いです。