スピリチュアル

結婚と離婚のスピリチュアルな捉え方

結婚・離婚は魂の「テーマ」次第

誰しも例外なく、魂の成長や進化のためにこの世に生まれてきますが、何の目的も持たず、ただ漠然と生まれてくるわけではなく、それぞれの魂が、今世における成長や進化の「テーマ」を決めてきます。

 

魂がテーマを深めるにあたって、結婚で学びを得られるなら結婚しますし、学びを得ることにつながらなければ生涯結婚しないことになります。結婚する・しない、または何度結婚するかというのは、それを魂が学びとして必要としているかどうか、それだけの話です。

 

そして、結婚があれば離婚もあります。

私は離婚を経験していますが、世間的には“結婚に失敗した者”として見られるかもしれません。でも、スピリチュアルな視点では決して失敗などではなく、“魂の成長や進化のために、離婚という必要な経験をしただけ”ということになります。バツイチ人間の言い訳や正当化に聞こえるでしょうか?

 

「合うか・合わないか」、それだけ

私たちは、“波長が合う・合わない”という表現を使うことがあります。波長は、「波動」や「エネルギー」と言い換えてもいいと思いますが、これは私たちが、そもそも“波”を発している存在であることを端的に表現した言葉ではないでしょうか。

私たちは、最初から最後まで波長が合う人ばかりに囲まれて生きていたら、波長が合わない状態はどういう状態なのか、波長が合わない人とずっと一緒に居るとどうなるのか、ということを経験することはできませんし、理解することはできません。

もちろん、結婚においては、波長の違いを経験するだけが学びとは限らず、パートナーと波長が合っていて、ずっとお互いを高め合いながら学ぶケースもあります。

 

“類は友を呼ぶ”という諺も、波長やエネルギーのことをうまく表現していますが、人間関係においては、似たような波長を引き寄せようとするし、異質な波長とは離れようとする力が働くというだけで、それは結婚・離婚においても同じです。

結婚が修行(苦行?!)と感じている人は、結婚する時は波長が合っていたけれど、いつしかズレてきてしまったか、結婚する時に違和感に目をつぶったために、無理して相手の波長に合わせることになり、結果的にそれと向き合うことになっているか、どちらかではないでしょうか。結婚生活で得られる学びを魂が求めていたら、もともと波長が違うはずの相手とも、結婚するために一時的に波長が合うような状況になる、ということだってあるのです。

 

結婚・離婚に間違いも失敗もない

スピリチュアルでは、結婚を学校に例えることがあります。学校は学ぶことが終わると卒業しますが、結婚もそれと同じです。今世で出会って、お互い魂としての学びを深めるために結婚し、必要な学びが終われば離婚するのです。

 

結婚するかどうか、離婚するかどうかで迷うことも、魂にしてみれば貴重な経験であり、結果がどうであれ、間違ったとか失敗したということはなく、すべてが成長や進化につながっていると捉えることができます。

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