雰囲気はエネルギー
エネルギーなんて見えないでしょ?!と思った人もいらっしゃると思います。確かに視覚としてはわかりにくいですし、以前の私も意識していなかったので、その受け止めは理解できます。
私たちは無意識レベルで感じているものがあります。誰かを見て、なんだかイライラしているとか、ものすごく落ち込んでいる、もしくは嬉しそうだ、と感じたことがあると思いますが、これは、感覚的にエネルギーを受け取っている、ということになります。
また、「気疲れする」という言葉がありますが、これはエネルギーが合っていない状態に長く居続けることによるものです。気を受けやすい体質の人は、人混みは様々なエネルギーが交錯しているので、人酔いしてしまうことがあります。
ポジティブ?それともネガティブ?
エネルギーは波動(周波数)と言い換えてもいいと思いますが、ある人がポジティブなエネルギーで満たされているか、もしくはネガティブなエネルギーに支配されているかを判断するひとつの目安があります。
人間はエネルギーの多くをどこから発していると思いますか?それは“口”です。声は音になります。音に周波数があるのは、見えなくてもなんとなくわかる気がしますよね。自分の口にする言葉がポジティブかネガティブかで、自分自身のエネルギーの状態を観察することができます。
それは周囲の人も同じで、普段その人が口にしている言葉に意識を向けてみるとわかります。ポジティブな人はポジティブな言葉を意図的に選んで話しますし、逆にネガティブな人は無意識にネガティブな言葉を発しています。
あまりにネガティブなエネルギーに支配されすぎてしまうと、表情に現れてくることがあります。怒りのエネルギーは目が吊り上がる・眉間にシワが寄るなど険がある、悲しみのエネルギーは伏し目になる、そしていずれも口角が下がるといった具合です。逆に、ポジティブなエネルギーに満たされている人の表情は、目尻が下がり、口角が上がっています。
ポジティブ・ネガティブは性格ではない
さらに言うと、ポジティブかネガティブかは、“エネルギーの状態”なのであって、その人の性格ではないのです。性格がネガティブということはそもそもなく、考え方のクセがネガティブなのです。
生活習慣のクセは意識して直すことができますので、それと同じように、考え方のクセや口癖も意識を向けていれば、少しずつ変えていくことができます。