街や地域のエネルギー
最近、一カ月から二カ月に1回は、埼玉県の秩父地方に足を運んでいます。ある方とのご縁があって訪問している、というのが理由ではありますが、それだけではなく、秩父地方のエネルギーが今の私には必要なのだと感じます。
人にエネルギーがあるように、場所にもエネルギーがあります。地域(エリア)や街によってエネルギーが異なるのを感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現代とは違う家屋が建ち並び、落ち着きがあってどこか懐かしい気持ちになる街。
高層ビルやタワーマンションが空に向かってそびえ立っていて、娯楽施設などが併設されている街。
私たちは、街の雰囲気が合う・合わないと感じることがありますが、実はその街のエネルギーを感じ取って判断しています。そうした視点で街を見てみると、エネルギーを何となく感じられるようになってくるかもしれません。
パワースポットは人それぞれで常に変わる
強力なパワースポットは、誰にとってもパワースポットであると言えるかもしれませんが、その人にとって今必要なエネルギーかどうか、というのはまた別の話だと思っています。
パワースポットは、その人にとって必要なエネルギーを受けられる・浴びられる場所であり、有名な場所だからとか、皆が行く場所だからというよりも、自分自身のエネルギーを整えるという観点で考えてみるといいと思います。
例えば、元気がなくなって何もする気力がない状態の時は、大きくエネルギーが動いているスポットよりも、癒しのエネルギーが溢れているスポットの方が合っている、という場合があります。あまりにエネルギーが強すぎると、弱っている身体(エネルギー)にはかえってよくないということもあるからです。
“静と動”という言葉に象徴されるように、今の自分にはエネルギーを落ち着かせる必要があるのか、反対にエネルギーを動かしていく必要があるのか内観した上で、惹かれる場所に行ってみることをおすすめします。そしてそれは、必ずしも神社仏閣ではなく、自然の多い公園かもしれませんし、どこかの海辺かもしれません。